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![]() ![]() ガーデニングと山歩きで生き生き人生>> サイトマップ >> のんびりぶらり山歩き のんびりぶらり山歩きのんびりぶらり山歩き![]() のんびりぶらりと山歩きをする、そんな趣味が中高年を中心に 大流行です。 のんびりぶらりの山歩きをすると、健康のためだけではなく、 自然と深く関わりあうようになります。 山歩きをすることで知らない山や村を知ったり、名所旧跡を 訪れる機会が多くなります。 また、山歩きは本や地図や新聞をよく読むようになります。 さらに山歩きによって、友達ができるようになるなど、他のスポーツとは違った 広がりと深みをもっています。 山歩きはたくさん行けばよいというものではありません。 高い山に登ったから偉いというものでもありません。 山の花の名前を知っているだけではダメなのです。 山歩きをして、ただ面白かったというだけでは、すぐに忘れてしまいます。 のんびりぶらりと山歩きをすることによって、心がときめく何かがなくてはいけません。 心に響く何かを発見するという気持ちを常に持ち続けていたいものです。 自分に合った山歩きはガイドブックや他人の言葉ではなく、 あくまで自分で見つけるしかないのだと思います。 花との出会い、人とのめぐり合いに、もう遠くなった青春のきらめきが、ふとよみがえるような、 そんな山歩きにしたいものです。 「のんびりぶらり」、さあ知らないところへのんびりぶらりと山歩きに出かけてみませんか。 このページでは、皆さんと一緒に山歩きのいろいろなことについて考えてみたいと思います。 ![]() 何事も道具選びが肝心です。 山歩きに際しては靴を選ぶことは大変重要です。 「素人だから安物で結構」とか、「もう年なんだからたいしたものは 必要ない」などといって、山歩きにもスニーカーやカジュアルシューズで済まそうと する人がいます。 一度きりの山歩きならそれでもいいかもしれませんが、 これから何回も山歩きをしようと思っている人なら もう一度考え直すべきです。 ふさわしくない靴は、足だけではなく体全体を疲れさせ、 ひいては折角ののんびりぶらりの山歩きを苦しいものにして、 遭難の大きな原因にさえなっているといわれています。 昔から登山靴というと、重くてごつくて歩きにくそうというイメージがありますよね。 でも最近は、トレッキングシューズという軽くて歩きやすい靴ができています。 重さも昔の登山靴に比べると半分くらいになっています。 靴底のカーブも工夫されていますし、山歩きをしていても歩きやすくつまずくことも少なくなりました。 低い山の山歩きや野歩き、旅行などにもおすすめです。 山歩きで自分にピッタリあった靴が見つかれば、その靴は一生ものになるでしょう。 ずっしりと重い靴で痛む足を引きずりながらでは、のんびりぶらりどころではありません。 のんびりぶらりの山歩きには、是非自分に最適な靴を見つけるようにしましょう。 【 山歩きの杖 】 山歩きでは杖を携行しましょう。そういうと必ず抵抗されます。 「カッコ悪い」、「じゃまくさい」、「まだそんな年ではない」と。 杖は山歩きで呼吸のリズムを作り、動悸をしずめてくれます。 驚くほど効果があるのです。 山歩きの途中で、急な登りで呼吸の苦しさや動悸のあまりの激しさに 不安を感じたことがありませんか。 こんなとき、杖を使うだけで呼吸にリズムが戻り、びっくりするほど楽になります。 また、山歩きで少しきつい登りのとき、頭の中で「六根清浄」と唱えながら登ってみてください。 不思議と呼吸に合って、心臓のドキドキもしずまってきます。 のんびりぶらりと杖をつきながら山歩きをしましょう。 杖は「転ばぬ先の杖」として、山歩きでの事故防止の道具としても役立ちます。 意外なことに、山歩きでは登山道でつまずいた拍子に転落してしまったり、 尾根などを山歩きしているときに、足を滑らせて落ちてしまうという遭難が いちばん多いといわれています。 こんな時に杖を使っていたら、つまずいたり足を滑らせても、 杖がそれ以上の重大な事故につながることを防いでくれるケースは多いと思います。 山歩きだけでなく、杖は平地を歩くことが多い野歩きにも重宝します。 杖もアジャスト式や折りたたみ式などを含め、 いろいろなものが販売されていますので、もうカッコ悪いなんていっていられません。 のんびりぶらりの山歩きに雨具は必携品です。 休日の天気のよい日を選んで出かけても3日に一度は雨、 山旅3回に1回は雨に遭うといわれるのが日本の山の天気です。 【 山歩きの雨具 】 山歩きの最中に濡れることは大変危険ですが、もっと恐ろしいのが濡れた体で風に吹かれることです。 雨具は防水性のみならず、防風と防寒にも効果がなくてはなりません。 重い、汗や湿度で内側から濡れる、風にバタつく、活動的でない。 雨具は大切なものでありながら、厄介者にされてきた道具でもありました。 今では防水性があり、なおかつ透湿性を備えた軽い雨具も出ています。 雨は入らないように防ぐが、汗や湿気は外に逃がしてしまうという素材です。 必ず汗をかく山歩きにはぴったりの雨具といえると思います。 雨具は防水用として、防風用のヤッケとして、また、防寒用のジャンパーとして、 三役兼用と考えて、面倒くさがらずに着脱をこまめにすることが大切です。 のんびりぶらりと山歩きに出かけるときは、必ずリュックに入れてゆく習慣をつけるようにしましょう。 【 山歩きのザック 】 山歩きの道具のなかで案外軽く考えているのがザックではないでしょうか。 同じ重量のザックでもザックによってはずっしりと重く感じたり、 あまり苦にはならなかったりとさまざまです。 ![]() 丸い袋にジャガイモを四角に詰めても、すぐにゴロゴロと 丸くなってしまいます。 ところが、四角で底と背中に当たるところに堅い芯が 入っている袋なら、いい加減に放り込んでも四角のままで 崩れません。 山歩きでパッキングが疲れない背負い方をする一番のコツは、 パッキングがしやすく背負いやすくできているザックを使うことです。 大きさが合わないのも背負いにくく疲れる原因になります。 背中のほうが気になっていらいらしているようでは のんびりぶらりと山歩きどころではありません。 大きさでは、近くの山歩きだったらディパック(15〜25g)、 丸一日を使った日帰りの山歩きで、25〜35gの容量のザックが 目安になります。 背中に当たる部分が一体成型のザックは背負いやすく、 パッキングもしやすいうえ、汗も早く乾きますので山歩きにはおすすめです。 また、山歩きのザックには外にポケットがついていた方が便利です。 のんびりぶらりのんびりぶらりの山歩きでも、なるべく多くの水分をとり、栄養を補給することが大切です。 水筒やおやつをザック本体の中に入れておくと、つい出すのが面倒で、 いくらのんびりぶらりと山歩きをしていても、水や食べ物を口にする回数も量も 少なくなってしまうからです。 のんびりぶらりと山歩きをしていて、どの季節が一番好きですか? どの季節って、のんびりぶらりと山歩きをしていると、山でも野原でも、 いつだってそれぞれの趣が感じられて、春夏秋冬みな捨てがたい魅力があるのですから・・・。 「山男」、無骨で無精ヒゲだらけ、汗だらけで不潔な代名詞のように思われています。 なりふりを見ただけでは仕方がありません。 でも、見かけよりは実際的なことを重視する気質の持ち主なので、 根本的なところがちゃんとしていれば、多少の失礼はかえりみないだけなのです。 山歩きのなかで、命で結び合ったいいヤツばかりです。 「この道に無断ではいるな!」「山野草を取らないでください」「鳥獣保護区!」 「この山禁煙、山火事注意!」、いろいろな立て看板が立てられています。 「人の屋敷内に無断で入るべからず」「泥棒をするな」「放火するな」といっているのと同じです。 賢い人間たちは、考えなくてはいけません。 ![]() ![]() ![]() のんびりぶらりの山歩きでは、いつも新鮮な感動を求めて歩きたいと思います。 それには、地図を広げて計画した場所や手慣れた道順だけではなく、 時には、思い切ってのんびりぶらりと脇道にそれてみるのも面白いものです。 心からのんびりぶらりと山歩きをしていると、それまで見えてこなかったいろんなものが 見えてきたり、聞こえてきたり、感じてきたりします。 のんびりぶらりと山歩きをしていると、山野草や高山植物の美しさに思わず手を差し添え、 木々のささやきについ天井を見上げれば、新緑の若葉がまぶしく目に降り注ぎます。 急ぐことはありません。歩くためにきたのではないのですから。 心に残る感動を味わいにきたのですから。 横道にそれたり、ゆっくり休憩をとったりして、のんびりぶらりと山歩きを楽しみましょう。 山歩きは、人間の五感の訴えを全部フルに働かせて、 その反応が満たされたときに最高の山歩きになるのだと思います。 五感とは、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の五つの感覚です。 風景や草花を見る眼による楽しみ、鳥のさえずりや方言などの耳による聴覚、 林の中や谷間のおいしい空気といった嗅覚、山の恵みや湧き水の味覚、 それに、梢の葉に触れたり広々とした草原や砂浜に寝ころんだりして感じる触角などです。 これらの五感をすべて満たせるような山歩きが理想的なものであり、 それらの要素が一つ欠けるごとに、その日の山歩きの旅情や感動は 半減してゆくのだと思います。 また、これらの感動はのんびりぶらりの山歩きでしか味わうことのできないものだと思っています。 人は皆、「この時代」を何とかして生きていかなければならない、 と必死であくせくして、自分で人生を狭くして生きているのかもしれません。 一度きりのたいせつな人生です。 思いきって自由に、自分の好きな時代を選んで生きることだってできるはずです。 その一つの方法として、のんびりぶらりの山歩きを活用できるのではないかと考えています。 のんびりぶらりと山歩き、思えば贅沢な人生ではないですか。 「心いそぐ旅ではない」 また 「自然はいそがない」 |
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