
ガーデニングと山歩きで生き生き人生HOME >> サイトマップ>> ガーデニングコツのコツ>> 寄せ植え作りのコツ
◎生育条件が同じ花で作る
花の色や形、草花の高さなど、あれこれ工夫して作った寄せ植えが完成しました。
苦心して作った甲斐もあって、自分でもすばらしいと思ってしまいます。
でも、やがて1本、2本と枯れてきて葉が黄色くなってしまう。
一方、回りに植えた観葉植物は生長し続け、最初の面影は見る影もありません。
こんな失敗はよくあることです。
植える植物の生育条件を、よく考えずに組み合わせてしまうと起こる失敗です。
ある草花は、日当たりがいいほど花をいっぱい咲かせ、あるものは、直射日光に弱かったりと、
育つ条件が異なるために、同じように世話をしていると、弱ってくるものがでてくるのです。
寄せ植えの基本は、生育条件の同じ草花を組み合わせることです。
その上で、デザインに気を配ることが大切です。
◎性質の異なる土には仕切をつける
寄せ植えをするときには、それぞれの植物をそれまでと同じ土に植え付けることが大事なポイントです。
違う場所で栽培されていた数種類の植物を、一つのコンテナに寄せ植えをしたいときは、
まず、ポットから抜いたそれぞれの植物の根の部分を柔らかく揉みほぐしてやります。
元気旺盛なものは、下の方を三分の一くらい切ってやります。
そして、コンテナに適当な仕切をして、各植物にあった用土を入れて、植え込みます。
仕切はダンボールを切って使ってもかまいません。
こうすれば、酸性の用土を好むものやアルカリ性を好むものを一緒に植えることも可能です。
◎観葉植物を常備しておくと便利
おしゃれな寄せ植えを作ろうとすると、つい花の種類や色にばかり目がいってしまいがちです。
しかし、花と花の間をきれいに埋めてくれるのに、観葉植物があると重宝します。
挿し木や株分けで増やせる丈夫な観葉植物を、ビニールポットや小さな鉢で育てておきます。
寄せ植えをするときに、何か物足りないと思ったら、とっておきの観葉植物の出番です。
また、観葉植物でも、葉の色が違うものや上にまっすぐ伸びるもの、地表をはうもの、ツル性のものなど、
形状の異なるものをいろいろと揃えておくと、寄せ植えのアイデアもグンと広がることでしょう。
◎球根を鉢にたくさん植える方法
ポット植えの苗から作るのとは違い、球根を何種類も使って寄せ植えを作るとなると、
どうやって植えたらいいかと悩んでしまいます。
そんなときは、花が咲く時期が遅い順に、用土の下の方から植えるようにします。
球根をおくときに注意することは、上下の球根が重ならないようにしてやることです。
球根同士が少し横にずれるようにすると、発芽がスムーズにいきます。
中には、冬の寒さを経ないと花付きが悪いものがあります。
球根は、できれば秋の後半までに植えて屋外で管理するようにしましょう。
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