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♪育てる土作りのコツ




◆簡単な土の殺菌・消毒法


庭に花壇を作ってじかに植えるときは、庭土が最近や害虫、
その卵などで汚染されていない状態にしておく必要があります。
場合によっては、せっかく育った植物が全滅することもあります。

それを避けるためには、まず土の殺菌・消毒から始めましょう。
薬品を使った消毒の方法もありますが、冬季に庭の土を30cmくらい掘り返しておき、
寒風にさらすだけでも随分違います。


また夏には、植える部分の土を掘って、ゴミ袋用の黒いビニール袋に入れ、
水を加えて太陽の熱に当てて殺菌・消毒する方法もあります。
急ぐときは、土を鉄板に載せて火で焼くという方法もあります。

◆落ち葉で腐葉土作り


秋風のしみる頃になると、庭や道路に街路樹の落ち葉がたまり、
掃き寄せられて山になっているのを見かけます。
殿落ち葉を庭の隅にでも寄せ集めて一年くらいおくと、
有機性に富んだ立派な腐葉土ができあがります。

時間はかかりますが、ただ、庭にまいておくだけでも、庭土の改良には最適です。
あるブドウ農園では、毎年秋に落ち葉を集めて、
10cmくらいの厚さになるようにまいていたところ、
5年も経つと、土がふかふかになって、細い棒を地面に刺すと、
1m近くも刺せるようになったといいます。
バクテリヤやミミズの力はものすごいものですね。

できれば大きめのビニール袋に入れて、月に2、3回水をかけてやれば最高の腐葉土に変身します。
マツやスギなどの針葉樹やイチョウなどは、腐葉土になるにも時間がかかり、あまり向きません。
ケヤキ、ナラ、カシなどの落葉樹があれば最適です。
自宅に樹木がないときは、近くの公園に行けば簡単に手に入ります。

腐葉土は、いくら使っても植物の害になることはありません。
自家製の腐葉土をたっぷりと使って庭作りを楽しんでください。

◆石灰のまき方

植物は、それぞれ適した土壌があります。
多くの植物は、弱酸性(PH5.5〜6.5)から中性(PH6.5〜7.5)の土を好みます。

ところが、日本の庭土は、PH4.0〜6.0のの酸度の強いところが多いのです。
そのため、植物に適した酸度に調整してやる必要があります。

アルカリ性の石灰を土に混ぜてやります。
といっても、ただ適当に混ぜればいいというものでもありません。
できれば、酸度を測定する器具で、自分の庭の酸度を測定すればいいのですが、
簡単にはできませんので、1uに石灰二握りを目安に混ぜ込みます。
スギナのように、酸性を好む植物が群生しているところでは、五握りくらいに増やします。

石灰の施しすぎは、微量要素の欠乏を招きますので注意しなければなりません。
また、石灰の混ぜ込みは、種まきや苗の植え付けの2週間前には済ましておきます。
それから、1週間後くらいに堆肥を混ぜ込んでおけば万全です。

石灰と堆肥を一緒にまくと、化学反応を起こして、かえって植物に害になりますので注意します。

◆枯れた植物の根は取り除く
樹木は、樹齢何百年というように長生きするものも多いが、
家庭の庭では、害虫や用土が合わずに枯れてしまうものがでてきます。

そんなとき、地上部は切り取って始末しても、根が地中に残ったままだと、
それが病害虫の巣になることがあるのです。
枯れた木でも、根株が大きいと、昆虫やカビ、菌類の温床になってしまいます。

そして、その根株の近くに、他の植物が植えられると、
イキのいい植物のほうにみんな引っ越してしまいます。
そうならないように、枯れた植物が出たら、
根まですべて掘り起こして始末した方が無難です。



  
  



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