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♪種まきのコツ




◆小さなタネを均等にまくコツ


植物の種は、大きさによった種のまき方が違います。
大きめの種は、等間隔で一粒ずつ”点まき”をしますが、極端に小さい種は”ばらまき”をします。
でも、小さい種を、均等にばらまこうとしても、どうしても偏ってしまいがちです。

おまけに種の色が土の色と紛らわしいものが多く、まいた種がどこに落ちたのかわからない状態になりがちです。

こういう種をまくときは、種にベビーーパウダーをまぶしておくと便利です。
土との区別がはっきりして、かたまってまいた種も、あとから均等に治すことができます。

◆小さな種は調味料入れに入れてまく


夏の庭をかわいらしく彩るマツバボタンのように、種がごく小さい植物の種まきは、広い花壇やプランターでは、
指先でパラパラと落としていっても、必ずかたまってまいたところと種がまかれていないところに分かれて、
均等にまくことは至難の業となります。

こんな時は、用済みの調味料入れに種を入れ、塩やコショウをふりかける要領で土にまくとうまくいきます。
フルイにかけた細かい用土を、種と混ぜて一緒に調味料入れに入れておくと、偏りが少なく、
誰でも上手に種まきができます。

◆種まきで使う土の選び方


ポットに入った苗を買ってきて、植え替えるだけという場合は簡単です。
でも、自分で種から育てれば、苗もたくさん揃えられますし、断然買うよりも安く済みます。

種まきに使う土は、雑菌や病害虫、肥料などを含まない清潔なものを使います。
市販されている”種まき用土”を使うのが手っとり早い方法ですが、
自分で配合するときは、赤玉土、鹿沼土、バーミキュライトなどを使います。

これらの土は、種の種類によっても使い分けますが、水の管理方法もそれぞれ違いますので、
大まかな性質を知っておくと便利です。

赤玉土は、保水性にすぐれ、水持ちのよさを必要とするときに多めに用います。
鹿沼土は、赤玉土よりは乾きが早く、酸性土を好む植物には多めに配合して使います。
バーミキュライトは、軽いので、細かい種をまくときや、薄く覆土するのに向いています。
しかし、苗が育ってくると、苗を支える強度にやや欠けるという欠点があります。

これらの特徴をふまえて数種類を配合すれば、その植物にぴったり合った用土を作ることができます。

◆一斉に発芽させるコツ


種をまいた後、芽が出てくるまでの待ち遠しい気持ちはなんともいえない楽しみです。
ただ、同じ植物や同じ種類の植物でも、発芽までの日数がばらつくことはよくあります。
5日で発芽するものもあれば、10日たってやっと顔を覗かせるものもあります。

この原因は、一つには種まきの時の深さが違っていたせいもあります。
発芽の日にちが異なれば、生育状況も違ってきて、強い苗と弱い苗の差が生まれてしまいます。

できるだけ同じ日に発芽させるようにするには、板きれなどで土の表面を平らにしておくことです。

もちろん、1粒ずつ間隔を空けてまく”点まき”にしろ、溝を作って一列にまく”スジまき”にしろ、
種を植える穴の深さは、棒状の道具を使うなりして、同じになるようにしてやります。

◆花壇に直接植えた方がいい種

植物の主根が、下にまっすぐ伸びていくものを「直根性」の植物といいます。
スイートピー、ヒナゲシ、ルピナスなどが、その代表的なものです。

こういう直根性の植物は、育った苗を植えつけるときに、根のもっとも生長する部分である先端を
傷つけやすく、植え替えてもうまく育たないことがあります。
とくに、一年草の場合は、注意が必要です。

こうした植物は、花壇やコンテナなどに、直接種をまくようにしましょう。

◆発芽に日光が必要な種は硝子板を使う

多くの植物では、種をまいた後は明るい日陰におくのが原則です。
しかし、ダリアやカランコエのように、発芽するには日光を必要とするものもあります。

細かい種は、種をまいた後に土をかけませんが、十分に日光を取り込むために、
腰水をして鉢の底から水を吸わせ、鉢の上にガラス板かアクリル板を乗せておくようにします。

また、暖地系の植物の種まきは、温度が高くなってからになりますが、
これも、ガラス板を欠けてやるやり方でやれば、少し時期を早めてまくことが可能です。

◆花種まき後の水やりのコツ

種まき後の水やりは発芽させるためには非常に重要です。
土の表面が乾いたら、たっぷりの水をやらなければなりません。

水やりの時に、ホースの水では、折角まいた種が飛び散ってしまいますし、
ジョウロを使ってもうまくいかないことがあります。
ジョウロを使ってやるときは、できるだけ穴の小さいジョウロを使うようにします。

小さい種の場合は、種の飛び散るのを防ぐために、腰水をして鉢の底面から水を吸い上げさせる方法があります。
ただし、たっぷりの水につけておくのは、発根した根を腐らせてしまうことになりかねませんので、
受け皿に入れる水は、午後にはなくなるくらいにします。

雨も大敵です。
種をまいた鉢やプランターなどは、雨の当たらない場所で管理するようにしましょう。


  
  



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