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♪剪定のコツ




◆まず枯れ枝を取り除く


長い間手を入れずに、樹木をうっそうと茂らせてしまうと、風通しが悪くなって、花付きや実付きが悪くなってしまいます。
樹木全体の成長がよくなるように、枝や葉を切って形を整える「剪定」にチャレンジしましょう。

まず、剪定をする前に、枯れ枝を取り除くことから始めます。
枝を切る時は、枯れている小枝を一つ一つ間引くのではなく、小枝の元をたぐって、大枝ごと切ってしまいます。

風通しが悪くなっていたところは、風の通りや日が当たるようになれば、枝も生き返ります。
大きな枝を切り落としても、その分元気な枝が生えてくるので、安心して切っても大丈夫です。

ただし、枯れ枝のなかにも、樹木の形を作っている大事な枝があります。
その場合は、たとえ枯れていても、切ると形が崩れてしまうので、剪定しないで残しておくようにします。

◆上から下、外から内の順に切る


いざ剪定をしようとなると、どこから手をつけていいかわからず、やたらとあちこち手を出して、
結局樹形のバランスがおかしくなって失敗してしまうことがあります。

基本は、上から下に、外側から内側に向かってはさみを入れるようにするとうまくいきます。
とくに、日が当たる上部は枝葉が密生し、下の方の日当たりや風通しを悪くしてしまうので、
必要のない上の方の枝を剪定してしまうと、すっきりして木の生長のためにもよい結果をもたらします。

そして、遠くから樹形を眺めてみます。
枝葉が込み合っていたり、横に張り出しているところを、外側から内側に向かって刈り込んで、
途中で樹形を何度も確かめながら全体を整えて、仕上げをします。

◆外芽の上で剪定する


剪定で若い枝を切りつめるときは、樹形を考えて、芽の方向をよく見て切るようにします。
切るときには、必ず幹に対して外側を向いている”外芽”の上できるようにします。

内芽の上で切ってしまうと、新しい枝は、樹木の内側に向かって元気よく伸びてしまうので、
樹木の形が崩れてしまいます。
さらに、残したい芽の5mmくらい上で、芽にそって斜めに切ることが大切です。
このやり方で剪定をすれば、自然に優雅な樹形が保たれます。

◆落葉樹と常緑樹では剪定の時期が異なる


剪定は、樹木の種類によってその時期が決まります。
落葉樹は、葉が落ちた晩秋になってから次の春までの間に剪定します。
暖かくなってきて、新芽が動き出してしまう前までに剪定を終えてしまいます。

ただし、春に花が咲く花木の場合は別です。
花が咲いたのを楽しんだ後、急いで剪定をするようにします。
冬の間に枝を切ると、せっかくのつぼみを落としてしまうことにもなりかねません。

寒い季節が苦手な常緑樹は、新芽が伸びてくる4月、あるいは枝の生長が落ち着いた7月、
または9〜10月に行うのがベターです。


  
  



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