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♪お馴染みのハーブ栽培のコツ




◆ラベンダーは鉢植えが最適


北海道の広大な大地に咲くラベンダーは、あまりにも有名です。
ラベンダーが北海道によく似合うのには、意味があるのです。

ラベンダーは、暑さと湿気に極端に弱く、基本的に日本の風土とはマッチしていないのです。
北海道のような、梅雨のない涼しい場所だからこそ、見事に生き生きと群生できるというわけです。

こうした性質を考えると、ラベンダーは花壇ではなく、鉢植えで育てた方が無難といえます。
陽当たりがよく、風通しのいい場所に鉢植えを置き、雨の日や梅雨時は雨の当たらない場所へ、
夏は西日が当たらない場所へといったように、こまめに移動させてやれば、元気に育ってくれます。

◆バジルの種まきは25℃以上になってから


イタリアン・ブームのおかげで、家庭で育てられるハーブのなかでも、一番人気といえそうなのが、
スイートバジルです。
スイートバジルは、花も愛らしいので、プランター栽培でも楽しみたいハーブです。

ただし、意外なことに、バジルは熱帯の原産ですから、気温が25℃以上にならないと発芽しません。
ポット苗から育てるのでないときは、5月になってからでないと、種まきはできないということになります。

1〜2週間でうまく発芽したとしても、日当たりが悪かったりすると、徒長して、
雨風に当たると倒れやすくなりますので、種まき後の管理には注視が必要です。

7〜8月になると、花穂が伸び始めますが、バジルは開花すると葉がかたくなってしまいます。
料理に使うのであれば、花穂が出る前に摘芯して、脇芽を出して増やし、
花穂は摘んで利用した方がいいでしょう。

◆ミントの寄せ植えは厳禁


ミントはとても生育が旺盛な植物です。
少し植えておくだけで、たちまちのように増えていきます。
増えるのは大変ありがたいことなのですが、問題はあまりに元気がよすぎて、
ほかの植物の居場所まで占領してしまうことです。

ミントをほかの植物と寄せ植えすると、いつの間にかミントだけになっていたということになりかねません。
ミントは寄せ植えには使わず、単独でプランターや鉢で育てた方が管理しやすい植物です。

花壇で植えたいときは、土のなかに、底のあいたバケツなどを埋め込んだり、
ブロックで囲むなどしてミントを隔離し、ほかの植物を守る工夫をしてやることが必要です。

◆チャイブの葉を薬味で使う知恵

チャイブの葉は、日本のアサツキによく似ていて、薬味ネギのように小口切りにして、
サラダやスープの具として使うことができます。

春には愛らしいネギ坊主をつけ、ピンクの花を咲かせます。
ところが、この可愛い花が咲いた後は花がかたくなり、調理には使いにくくなってしまいます。

薬味として葉だけを使いたいときは、花が咲く前に、つぼみが付いたら花茎を摘み取ってしまいます。
そうすると、葉がかたくなって風味が落ちるということもなく、チャイブのよさを堪能できます。

花を観賞したり種を採るとき以外は、春に草丈が20cm前後になったら、
株元の2〜5cmのところで株ごと刈り取ります。
数週間後には、再び新芽が伸びてきます。

◆ローマンカモマイルを芝生に利用

ローマンカモマイルは、横に広がる性質があります。
この性質を利用して、心地いい香りの芝生を作ることができます。

まず、9月か10月に種をまくか、苗を10〜20cmの株間をとって植えつけます。
春と秋に株分けをして広げ、花芽はつみ取り、雑草もきちんと除去していきます。
あまり長くならないように、1年に2回くらい刈り込んで、時々足で踏むようにします。

こうして2年もすると、歩くたびになんともいえない香りが漂う芝生ができあがります。
庭の入口の踏み石の間に植えるのもいいアイデアです。


  
  



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