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♪株分けのコツ




◆密生した株の風通しをよくする


ジャーマンアイリスのような宿根草は、一度植えたら数年は放っておいても、
季節になると花を咲かせてくれて、花壇の彩りとしてはありがたいものです。

しかし、いくら放置しておいてもいいとはいっても、数年に一回は掘り出して、株分けしないと、
株が密生して、風通しが悪くなり、元気がなくなってきます。
株分けをして数を増やし、再び元気な株にするためのケアをしてやりたいものです。

株分けは、冬の間に枯れた地上部の茎や葉を刈り取って、掘り起こした根を分けます。
そのとき、土を新しいものに入れ替えたり、堆肥や腐葉土を入れ直して土壌の養生も忘れないで
行っておきます。

◆古い根や腐った根は取り除く


株分けをするときは、根の健康チェックをするのにちょうどいいチャンスです。
いくつかの点に注意してやりましょう。

まず、根が絡み合ってほぐれないときは、いたずらに引きちぎったりせず、古土を水できれいに
洗い落とします。
土を落とすと根の状態がよくわかりますので、ここで根の状態をしっかりチェックします。
黒く変色したり、腐っている根は、ハサミで思い切って切り除きます。

根にコブのようなかたまりがあったら、センチュウの被害にあっている証拠ですので、すぐ取り除きます。
また、一部の植物を除いて、根の三分の一位を切り捨ててやると、再び根が活発に生長し始めます。

◆上手に株分けをして増やすコツ

宿根草の株分けは、上手に分けてやらないと、その後の生長がうまくいかなくなることがあります。

彫り上げた株の土を落として根を見ると、根の付け根に新しい芽がいくつかついているはずです。
理屈から言えば、その芽の数だけ株があることになりますが、一株ずつ分けるのではなく、
芽を伸ばせない株の可能性を考えて、三つくらい芽をつけた状態で株を分けてやります。

分けるときは、根が傷むのを避けるためにも、できるだけ、手を使って根の付け根付近を持って
裂くように分けてやります。

◆株分けは春か秋が最適である

株分けを行うときは、季節が大事です。
どんな植物でも、適した季節を選ぶことが、株分け後の生育に影響してきます。
そこで、それぞれの植物に応じて、春や秋に行うようにします。

一般的には、春に開花する宿根草は秋に行い、秋に開花するものは春の株分けが適しています。
つまり、植物の休眠期に行うのが原則です。

春の目安は、その地方で桜が咲き始めるころのなります。
3月上旬から、4月上旬くらいと覚えておけばよいでしょう。

秋は、風が涼しくなる9月中旬からが適期となります。
10月中旬までは可能ですが、この時期は急に冷え込んでくるので、あまり寒くならないうちに
済ますようにします。


  
  



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