
ガーデニングと山歩きで生き生き人生HOME >> サイトマップ>> ガーデニングコツのコツ>> 一歩進んだ水やりのコツ
◆鉢皿にたまった水は捨てる
室内の鉢植えに水やりをした後、受け皿にしみ出た水をそのままにしていることがあります。
たまった水が、常に鉢の土を湿らせている状態になるため、
根腐れを起こして弱ってしまったり、枯れてしまう植物が出てきます。
水やりの基本は、鉢底から流れ出るくらいたっぷりとやることです。
しかし、面倒でも、鉢皿にたまった水は、必ず捨てるように心がけましょう。
◆冬の水道水は直接使わない
室内で冬を過ごす植物にとって、何よりも恐いのが暖房による乾燥です。
また、水やりに使う水の温度にも気をつけなければなりません。
冬の水道水は、冷たすぎて、室内の気温になじんだ植物には、刺激が強すぎてしまいます。
くみ置きをして、室温と同じ温度になった水を使うようにしましょう。
前の晩に、ジョウロなどにくんでおけばいいでしょう。
◆水やりは時間帯に気をつける
植物に水やりをするタイミングは、鉢の表土が乾いたら与えるというのが基本です。
土を手で触ってみて、表面がサラサラしていたら、たっぷりと水を与えます。
ただし、いくら土が乾いているからといって、夏場の日中と冬場の夕方は避けなければなりません。
夏の日中にやると、水が暖まってお湯になってしまいます。
冬の夕方は、夜の冷気で水が凍ってしまい、植物に致命傷を与えることになりかねません。
水やりは、早朝の土が冷えているうちに行い、太陽熱で暖まる土と、
温度が自然になじむようにしてやるようにします。
植物によっては、葉が茂って、すぐに鉢が乾いてしまうものがあります。
このような植物の場合は、夏場など一日一回の水やりにこだわらず、
朝晩水を与えたり、腰水をして対応してやる必要があります。
また、冬の水やりは、朝日が昇り、鉢の土が少し暖まってくる10時ころが最適です。
◆盆栽の水やり
植物への水やりは、朝か夕方の水やりが普通です。
しかし、盆栽だけは、夕方に水やりをするのは避けた方が無難です。
植物が生長するのは、主に夜間の時間帯です。
日中に蓄えた養分と水分で、枝や葉を生長させているのです。
小さな姿を保ちたい盆栽は、夕方にたっぷりと水やりをすると、
育ちすぎて間のびをした感じになってしまいます。
◆ホースでの水やり
水やりをするのに、ホースを使う人は多いのではないでしょうか。
ホースは、たいてい、10m以上はあると思います。
水道につないでおいたホースを使って水やりをするとき、
暑いときなど、ホースの中に残っていた水は、完全にお湯になっています。
そんなお湯をあまり強くない植物にかけてしまったら、植物は枯れてしまいます。
ホースに残った水は、植物のない場所に出し切ってしまってから、
水やりに使うように心がけてください。
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