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♪花付きをよくするコツ




◆大きな花を咲かせる方法


つぼみがたくさんついている苗を買ってきて、自宅で寄せ植えをしたものの、
なぜか咲いた花のひとつひとつが小さくてがっかり、なんてことはよくあることです。

これは、決して苗を選ぶのに間違えたわけではありません。
つぼみの時期から、花が咲くまでの期間は、かなりたっぷりの水を与えてやらないと、
花は大きくならないのです。

乾燥した室内においてある花も、注意が必要です。
つぼみのときに、スプレーで霧吹きをしてやるだけでも、かなり違ってきます。
鉢の近くに、水を入れた容器をおいてやるのも効果があります。

さらに、日照時間も花のサイズに影響してきます。
シャコバサボテンなどは、日を長時間当てすぎると、花芽がつきにくくなります。

短日植物以外は、たっぷりのお日様と水が、大きな花を育てるコツになります。


バラやダリアのように、花の見事さを楽しむものは、できるだけ大きく、丈夫な花を咲かせたいものです。
一つの枝に、いくつかのつぼみが付いている場合は、一番大きなつぼみを一つを残して摘み取ると、
一つの花に養分が充分に行き届きますので、立派な花を咲かせることができます。

◆花数を増やす知恵


ほとんどの草花は、花の数を増やすためには、摘芯といって、新梢の先端を切り落とすことが必要です。
茎の先に花を咲かせる草花は、茎の数が少ないと、花の数も少なくなります。
摘芯をすると、横から脇芽が出て枝が増え、花の数も二倍から数倍に増やすことが可能です。

一般的に、一年草の場合は、背丈が15〜20cmくらいに育ったところで、摘芯を行います。
まず、先端の芽のところを切り落とすと、横から脇芽が出てきます。
その脇芽が、10cmくらいに伸びたら、再度それぞれの脇芽の先端を切り取ってやります。

ただし、ヒマワリやガーベラのような一本の茎に一つの花しか咲かないものは、茎の先端を切ると、
もうつぼみを付けなくなってしまいますので、摘芯は行うことができません。

◆盛りを過ぎた花を再び咲かせる


花壇や庭で、所狭しと咲き誇った花たちも、開花のピークを過ぎると、茎の下の方の葉が枯れ始めて、
何となくだらしがない姿になってきます。

花の最盛期が過ぎたら、長くなりすぎた枝や茎を途中まで切る「切り戻し」をしてやりましょう。
花がある程度残っている段階で、思い切って株全体の三分の一くらいのところまでカットします。

ほとんどの花は、この切り戻しによって、切った茎から脇芽が生えて、再び花を咲かせてくれます。
切り戻しをしたときに、リン酸分の多めな液体肥料を施してやると、なお効果的です。

◆花がらは早めに摘み取る

花が咲き終わると、花びらは変色し、花がらとなって残ります。
種を取るのなら、この花がらが必要ですが、そうでないときは、見た目もよくないので、早めに摘み取ります。

その分余計な養分を消費しているわけですので、多年草ですと、翌年の生育にも影響が出てきます。
さらに、病気にかかる割合が高くなってしまいます。

花がらの摘み取り方は、種類によって異なりますが、基本的には、二通りに分かれます。

ペチュニアやベゴニア、マーガレットのようなタイプは、花のすぐ下を切り取ります。
チューリップやアマリリスは、長い花茎の元から切ります。
サルビアのように、たくさんの花が穂のように一茎についたものは、下から順に咲くので、
すべての花が咲き終わってから花穂ごと切り取ります。

指で摘み取れる花もありますが、できれば、ハサミを使った方が雑菌がつく恐れもなく、切り口もきれいです。

◆乱れたら半分くらい切り戻す

全部そろって咲くように植えた草花も、丈夫な株やひ弱な株が出てくるのは避けられません。
また、生育がよくてどんどん伸びるものもあります。

花壇のデザインが崩れているけれど、今まさに花盛りだからと、切るのをためらってはいけません。
姿が乱れてきたら、どんどん切り戻しをするべきです。

とくに、ペチュニアなどは、伸びながら花をつけるので、姿が乱れやすいし、
サルビアは下葉が上がってくるので、半分くらいに切り込んでもかまいません。

寄せ植えでも、生育しすぎたものが、他の植物の生長を邪魔することがあるので、
葉や枝を切り戻すと、全体のまとまりが出てきます。


 
 



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