
ガーデニングと山歩きで生き生き人生HOME>> サイトマップ>> ガーデニングコツのコツ>> ハーブ栽培と収穫のコツ
◆苗で育てるか、種で育てるか
あなたは、ハーブを育てるときに、種から育てますか、それとも、苗からですか。
ジャーマンカモマイルやセージ、タイムなどは、発芽率がよく、簡単に育つので、種から育てた方が、
たくさん収穫できて楽しさも広がります。
一方、ミント類やオレガノ、ローマンカモマイルなどは、株分けが容易ですので、
苗から育てて増やした方が簡単です。
また、ローズマリーやラベンダーなどは、発芽や開花までに長い期間が必要ですので、
やはり苗から育てた方が、手っ取り早く楽しめます。
ハーブでも、いろいろな種類がありますので、種類によって、育て方を考えた方がいいでしょう。
◆苗を選ぶときは香りを確かめる
苗を選ぶときの基本として、どんな苗でも、茎が太くてしっかりしているかどうか、
葉の艶や形がしっかりしているか、根は白いかどうかなどをチェックしなければなりません。
ところが、ハーブの場合は、もう一つ、香りを確認するのも大事な作業です。
ハーブにとって、香りは非常に大切な要素です。
選ぶときは、葉を軽くつまんで、香りがあるかどうか、気に入った香りかどうかをしっかりチェックしたいものです。
とくに、ミント類は、雑種と交配しやすいので、親と香りが違ってしまうことが少なくないので、
注意が必要になります。
◆ハーブの土は乾燥気味のほうがよい
ハーブは、乾燥気味の土を好む性質があります。
手をかけすぎて、せっせと水やりにいそしんでいると、根が生長せず、弱々しい株になってしまいます。
受け皿にたまった水は、根腐れを起こしますので、必ず捨て去るようにします。
ハーブを栽培するときは、土の表面が乾いて、白っぽくなってしまうぐらいまで、水やりを控えます。
水をやるときは、鉢の底から流れ出るまで、十分に与えるようにします。
◆新芽が出たらどんどん摘む
草木の緑が萌えるのが5月なら、ハーブが一番よく生長するのも、ちょうどそのころです。
4〜5月にかけては、どんどん新芽が出て成長を続けるので、芽が出たら摘芯を繰り返していき、
株を活力に満ちた元気な株にして、新しい葉を増やしてやります。
出たばかりの新芽も、柔らかくて香りがいいので、食べても美味しいものですし、いいことづくめです。
◆涼しい時間帯に収穫する
ハーブとして利用される植物は、あるものは花、またあるものは実と、使う場所はいろいろです。
でも、一番多いのは、やはり葉ではないでしょうか。
品種によっては、茎ごと使われるものもあります。
ミント、バジル、ローズマリーなどのようなハーブを摘むなら、日中を避けて、朝の涼しい時間にすませます。
朝早くのほうが、香りが高いだけではなく、熱い時間帯に収穫すると、株を弱らせてしまうことがあります。
◆咲いたその日に摘み採ると香りがよい
ハーブのうち、ジャスミン、カモマイル、バラ、マロウ、モマルダなど、花の香りを楽しむタイプのものは、
摘み取る時期によって、ドライにしたときの香りに違いが生じてきます。
もっとも強くその花の特徴を出すのは、咲いた日に摘み取ったものです。
毎朝チェックして、その日の朝咲いたものを、必ずすべて摘み取るようにすれば、
もっとも効果的にハーブを楽しむことができるでしょう。
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