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♪ギボウシのコツ |
◆花壇のギボウシは肥料控えめに
ユリ科の宿根草で、暑さ寒さにもよく耐え、日陰でもＯＫ、しかも、夏になるとおとなしい花をさりげなく咲かせるギボウシ。
ギボウシは、自生力もとりわけ強く、花壇にじか植えしておくと、土の養分だけで毎年花を咲かせ、
さらに、株までどんどん殖やします。
このギボウシは、肥料をやればよく吸収してどんどん生長してしまいます。
あまりに生長しすぎて、他の草花の生長の邪魔をしている様子をよく見かけます。
ギボウシを花壇に植えるときは、肥料は全く与えず、自生する姿を愛でる方が野趣があって面白いものです。
一方、鉢植えにするときは、半年から一年くらいで用土の中の養分がなくなってしまいます。
ギボウシの鉢植えは、5〜9月の生育期間に、10日おきくらいに2,000倍に薄めた液体肥料を施してやれば十分です。
なお、ギボウシは、もともと日本に古くから自生する植物です。
ところが、日本ではあまり愛培されず、ヨーロッパに渡ってブームに火がつきました。
交配で、いろいろなギボウシが作出され、そのギボウシたちが日本に里帰りをして、
ようやく日本でもその良さが見直されているのです。
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